あ い さ つ



 
福島県高等学校体育連盟
会 長  長 岐  博
 平成28年度の高体連各種事業が多くの先生方及び関係各位のご尽力によりまして、大きな成果を得て終了することができました。日々の部活動指導、高体連各専門部の大会運営や競技力向上等に情熱を注ぎ、高体連の発展とともに生徒たちの健全な発達にお力添えをいただきましたことに心から御礼を申し上げます。
 日々、学校教育活動の一環として行われている運動部活動は、生徒の健全育成を目指すものであり、指導者は人権を尊重し、個性を育んでいくことが使命として求められています。そのような中にあって、「全国共通ルール」がスタートして2年が経過しましたが、今なお体罰事案が断続的に発生している状況があることを重く受け止め、根絶を図り運動部活動への信頼を取り戻すべく自覚と努力をしなければならないとの思いを強くしているところです。
 さて、本県高校生の全国大会等における活躍は、県民に明るい話題を提供するとともに大きな喜びを与えるものであります。今年度も中国総体では、陸上競技、バドミントン競技、自転車競技、ウエイトリフティング競技で優勝を飾り、全日本高校馬術競技大会でも団体優勝を飾るなど、素晴らしい活躍がありました。その中で、高校生の活躍を称え奨励している第35回FTVジュニアスポーツ大賞に全国高校総体男子1500メートル優勝、3000メートルの日本高校記録を樹立した学法石川高校の遠藤日向君、そして全国高校総体バドミントン学校対抗で男子2位、女子1位、岩手国体では少年男女アベック優勝の全メンバーである富岡・ふたば未来高バドミントン部(男女)が審査員特別賞の表彰を受けました。心からお祝いを申し上げますとともに、今後ますますの精進と活躍を期待します。
 そしていよいよ、平成29年度の南東北インターハイ「はばたけ世界へ 南東北総体 2017」の開催年度を迎えます。大会を盛り上げる高校生活動も各校、各地域で展開され、全校あげての大会成功に向けた機運が加速されてきています。
 県高体連といたしましても、地元開催の全国インターハイにおいて、大会の成功を得るために最大限の努力をしてまいりますが、中でも本県選手の活躍が重要なことであると考えています。本県選手が全国の強豪と互角に戦い、勝利する場面を数多くつくることによって、「福島の力、元気」を強力に発信するとともに、その盛り上がり、感動を選手とともに、支援・声援をいただいている方々と共有できると考えています。
 震災以降、競技を継続する環境は決して良いとは言えませんでしたが、県内の高校生はこれまでの競技に対する思いや生活の基盤である地域、そして郷土「ふくしま」についても真剣に向き合いながら活動してきました。そして、競技者としての真摯な態度や競技に打ち込めることへの感謝など、多くのことを学びながら取り組み、結果につなげています。平成29年度の南東北インターハイの開催は、本県の競技力、そして、震災に負けない、ふるさと福島を思う熱い気持ち、さらにはこれまでの全国からいただいた支援に感謝する絶好の機会でもあります。関係機関・団体と連携・協力しながら、大会成功に向けて、計画的に、着実にその成果を積み重ね本番につなげていきたいと思います。
 若者の象徴である高校生の活躍は、小・中学生には夢・感動とともに大きな目標になり、部活動の活性化、ひいてはスポーツ振興の大きな原動力にもなります。そしてその先には、2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催があります。生徒の心身の健全な成長を図るとともに、日本のスポーツ、とりわけ競技力向上を支えてきた高体連の活動をさらに発展させ、生徒の夢の実現に寄与していきたいと思います。
 終わりに、高体連のさらなる発展のため、改めて関係の皆様のご支援とご協力をお願い申し上げ、あいさつといたします。


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